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「猫は何のために生まれてきたか?」

2025.2.3

猫が大好きで、自身も猫顔とも評される歌手で俳優の中山美穂さんが昨年(2024年)12月に享年54歳という若さで突然亡くなられた。
彼女が主演した映画で1991年に公開された「波の数だけ抱きしめて」を見たとき、日焼けした彼女の笑顔が本当に眩しく・チャーミングで、
こんなにも素敵な人がいるのか?と感動した記憶があり、それだけでファンになった・・・(笑)。

最近自分よりも若い方が亡くなることも多く、ついつい「人は何のために生まれてきたのか?」と考えてしまったりする。
哲学的や宗教的にも、様々な意見や考えがあるが、笑い話としては「死ぬまでの暇つぶしのため」だとか・・・。
しかしながらこの問いに答えられる人は誰もいないわけであり、一日一日の毎日を大切にしっかりと生きること、
こそが重要であり、今やるべきことを日々楽しく前向きにやってゆきたいと思う次第。

では、「猫は何のために生まれてきたのだろうか?」
猫の祖先は約13万年前に中東の砂漠などを生息地としたリビアヤマネコだと考えられており、このヤマネコが約9500年前に人間と接するようになった
とのことであるが、猫の大半は腎臓の病気で死んでしまう。ネコに腎不全が多いのは血液中にあるタンパク質が腎機能低下時でも働かないためらしい。
同様に、猫が何のために生まれてきたか?の問いに誰も答えられないのであるが、世界的にもペットブームとなっている昨今、当然そこには光と影の部分がある。
全ての猫が愛されるために生まれてきたと信じたいし、猫の平均寿命である約15年を少しでも腎臓のケアから、伸ばすことが出来れば、彼のミポリンも喜んでくれるはずである。

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はてさて、「誰が何のために生まれてきたか?」の答えはわからないが、良寛さんの「花無心」という座右の銘とも言える大好きな漢詩を紹介して今回は終わりにしたい。


花無心招蝶  花無心にして蝶を招き

蝶無心尋花  蝶無心にして花を尋ねる

花開時蝶来  花開くとき蝶来たり

蝶来時花開  蝶来たるとき花開く

吾亦不知人  吾もまた人を知らず

人亦不知吾  人もまた吾を知らず

不知従帝則  知らずして帝則に従う


 


以上


キュイ