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芯の無いトイレットペーパーの始まりのお話

2023.11.16

商品紹介

 1970年代の初め、新しいタイプのトイレットペーパーの開発に携わっていた日本紙パルプ商事(株)の社員たちが、紙芯とその内側の空間が無駄になっていることに気づき、紙芯が無く、空間の無駄もとっぱらったトイレットペーパーを思いつきました。それは、現在主流の太芯タイプの芯無しトイレットペーパーとは違い、芯を入れる穴が小さく、紙芯を使わずにいきなり紙を巻き始める、当時では大胆な発想のトイレットペーパー。思いつくのもなかなか汗をかきましたが、製品化、量産化はその比でなく、イバラの道でありました。その後、数々の苦労を重ねながら製造のパートナーを見つけ出し、試行錯誤の末にやっとのこと、1974年の6月に商品化にこぎ着けました。それが、現在も販売が続いている『JPノーコア』です。ペンシル型の専用の芯棒を使う『紙芯無し』、かつ無駄であった空間部分まで紙を巻くことでできた『長尺品』です。巻長さ100mですが、当時としては画期的でした。
 省資源、長尺による芯替えの手間の削減、保管、輸送効率の向上等、時代を先取りする人にも環境にもやさしいエコ製品が誕生しました。
 
 その後、さらなる長尺巻やトイレットホルダーに合わせた太芯タイプの芯無し品など、様々なメーカーから数多くの芯無し、長尺の製品が生み出され、現在では広く普及しています。
 
 そんな芯の無いトイレットペーパーの始まりのお話でした。

     https://greenlamb31.sakura.ne.jp/product/nocore/  芯無しトイレットペーパー『JPノーコア』はこちらから