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The Jhon? 百雪隠?

2024.5.27

まだ小さい頃(まあまあ遥か昔)、都心のホテルかなんかでトイレを探していて案内されたのが『restroom』とあり、何?どういう事?ここトイレ?と思ったのを今でも覚えてます。でもって調べてみました。英語の『toilet』は便器を意味する言葉でトイレを指す意味ではあまり使われていないとのこと。他に『lavotory』という場合もよくありますが、これは公衆トイレの丁寧な表現。俗語では『The Jhon』と言ったりするのだそうですが、水洗トイレを発明したJhon Harringtonさんにちなんでのこと、粋ですね。また、『WC』はWaterClosetの略語だが、なぜか日本独自に使われている和製英語。ということで、なら日本ではトイレを他にどう呼んでるか?『便所』『化粧室』『お手洗い』ここまでは意味わかりますね。『はばかり』人目をはばかっていくものだから。『厠(かわや)』 あの「古事記」に川の上に板を渡して用を済ませたとの表記があり、それが語源だそう。『雪隠(せっちん)』これは所説ありますが、昔々中国の禅寺(霊隠寺)に熱心にトイレ掃除をする高僧(雪チョウ)がおり、その寺とその方の名前を合わせて「雪隠」となったとのこと。自分としてはこの説が一番しっくりきます。ところで京都の東福寺に百人が同時に入れるくらい大きな「百雪隠」と呼ばれるトイレがあります。室町時代の前期のもので現存する日本最古のトイレで国の重要文化財になっています。建屋は30Mx10Mほどで、その中にトイレ用の穴がずらりと並んでます。今はないですが、当時はその穴に瓶が埋め込まれていて、皆さん用を足していたとのこと。現在、残念ながら建屋の中には入れないですが、外からは中を覗けます。京都観光で東福寺に行かれた際は、ちょっと覗いてみてはいかがでしょうか?ちなみに当時の事後処理は、トイレットペーパーで無く、木や竹のヘラでした。

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