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能登半島地震で七尾市~珠洲市へ派遣されたトイレトレーラーが1年11か月ぶりに役目を終えて帰還。併せて埼玉県で5台目となるトイレトレーラーもお披露目。

2025.12.9

お知らせ

2024年1月1日に起きた能登半島地震直後から全国のトイレトレーラーが支援のため能登半島に集まりました。
その中で約1年11か月もの長い間、最後の一台となるまで活躍した朝霞市のトイレトレーラーが、2025年11月20日にようやく役目を終えて帰還しました。
このトイレトレーラーは株式会社丸沼倉庫様の所有で2023年5月に納車され、朝霞市との災害協定により能登半島地震直後の2024年1月15日に石川県七尾市に派遣されましたが、避難所の縮小とともに2024年3月19日に珠洲市に移動されました。
所有者である丸沼倉庫の須崎社長が「このままでは朝霞市の有事にトイレトレーラーが無いことは大事」と2台目の購入を決められました。
2025年10月、2台目のデザインも決まり納車が近くなった頃、ちょうど1台目が能登から戻ってくるタイミングとも重なりお披露目することとなりました。
一台目はそのまま朝霞市が借り受けて市内シンボルロードの公園に公衆トイレとして利用される事となり、その落成式として2025年11月29日に松下朝霞市長から㈱丸沼倉庫の須崎社長へ感謝状も贈呈されました。
松下市長、須崎社長のご挨拶の中で、このトイレトレーラーが被災地で役に立ったことが何より嬉しく、公衆トイレとしても必ず市民の方に喜ばれるとも述べられました。
この日の納車で埼玉県で5台目となるトイレトレーラーが納車され都道府県別で最多となります。
またトイレトレーラーの導入実績は今年度末には全国で60台にもなり、今後も更に増えていくものと考えております。
能登地震の被災地で多くのトイレトレーラーが利用され、朝霞市のように2年近くも据置に近い状態で利用できたこと、そして平時においても公衆トイレとして利用できることは「安全」「安心」「快適」を重視して設計されたトレーラータイプだからと実感しました。

当社はこれからも災害用移動式トイレとして「トイレトレーラー」が適していることを全国の自治体にご理解頂くべく活動してまいります。

トイレトレーラーに関する詳細は当社ホームページをご覧頂くか当社へお問合せ下さい。

写真上:石川県珠洲市に派遣した1号車
写真下:お披露目となった2号車

https://www.jphs.co.jp/